【 大門王子 】 熊野古道 中辺路ルート ⑨

疲れもピークに達しようかという頃に、やっと次の目的地 大門王子 が見えてきました。


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説明版です。

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上の説明文を書き出してみました。
 この王子は、中世の記録には登場しません。
王子の名の由来は、この付近に熊野本宮大鳥居があったことによるものと考えられます。
鳥居の付近に王子社が祀られ、それにちなんで大門王子と呼ばれたのでしょう。
天仁二年(1109)に熊野に参詣した藤原宗忠(むねただ)は、この付近の水飲の仮屋に宿泊しており、建仁元年(1201)に参詣した藤原定家(ていか)も、この付近の山中で宿泊しています。
江戸時代になって、享保七年(1772)の『熊野道中記』に、「社なし」としてこの王子の名が見え、紀州藩は享保八年(1723)に緑泥片岩(りょくでいへんがん)の石碑を建てました。
この王子碑と並んで、鎌倉時代後期のものとされる石造の笠塔婆(かさとうば)の塔身が立っています。
以前にはの大木がありましたが枯れてしまい、その後朱塗りの社殿が建てられて、この王子跡付近の様相は一変しました。




こんな可愛い社殿が、ひっそりと佇んでいました。
それでも、疲れた身には嬉しいものです。

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大門王子老松記念碑

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記念碑の文字を書き出してみました。
大門王子老松の由来
ここに樹令二百年と言われる老松あり
昭和五十一年二月松喰虫のため枯死す(県文化財)




大門王子のスタンプです。

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ここまで予定を大幅に上回って、3時間以上 約4時間かかっています。(予定は、2時間半・・・
出発地点より5.5km。 
まだ半分も進んでいません・・・。

きつい上りは少なくなったけれど、まだまだ上りが続きます。
ゴール地点までたどり着けるのかとちょっと不安がよぎりますが
次の十丈王子でお昼の予定
何とかお昼は食べるぞと、重い足を引きずりながら前に進むことにします。


さて、次の山道は・・・。

                                                           1999.5 12:50



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